今回は、僕が国府津海岸などで小型〜中型の青物用に使用している「STLS-1032ML30-KR (アブ・ガルシア)」を使用する際に気をつけたい3つのことを紹介します。
継部は5mm〜10mm前後あけること
ショアジギングロッド、オフショアジギングロッドによく見られる構造です。並継タイプのロッドでやりがちなのは、継部がピッタリハマる様に無理に押し込んでしまうことです。(ピッタリはまらず、削ってしまったり・・・する人もいる様です。)
下の画像は、「STLS-1032ML30-KR」ではありませんが継部のイメージです。
ピッタリはまらないと、なんとなく気持ち悪いですよね。しかし、これでいいんです。
この構造を「インロー継ぎ」と言い、ゆるみ防止のためにあえて合わせぶがピッタリはまらない様になっています。
これを無理に押し込むと、外れなくなりますのでくれぐれも注意してください。
(ピッタリハマる様に、継部を削る様なことは絶対にしてはいけません)
使用後の手入について
使用したのちに、そのままにしておく方も多い様ですが、しっかりと手入れすることにより、長く使用することができます。
特にロッドを使用後に気をつけたいことが「ブリスター(水ぶくれ)」です。汚れたままロッドを密閉状態にするとロッド内の水分や塩分により塗装表面に水ぶくれが発生します。この状態をブリスター現象と言います。これを防止するためには、使用後に真水で洗浄することが肝要です。この際、汚れ、塩分を完全に落とした後で、十分に水分を拭き取り、風通しの良いところで日陰干しにし、水気を完全にとってあげる必要があります。また、塩分によるガイドやリールシート、継ぎ手などの金属部品が腐食しない様、防錆スプレーなどで手入れすることが重要です。
夏の車内にはできるだけ置かない
釣りのシーンによって、ロッドを車内に1日中置いておくことも・・・。例えば、それが夏だった場合、車内温度は50度以上になります。そんな高温密閉状態はロッドの大敵です。変形してしまったり亀裂が入ってしまいます。
よって、車内での放置はできるだけ避けましょう。
避けられない時は、窓を3センチ開け、サンシェードを設置し対策をしましょう。そうすることで車内温度は、対策しない時よりも10度近く下がります。
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