はじめに
2人乗りカヤックって国内流通量が、少ないんですよね。
僕はカヤックでの年間釣行数が60日ほど。
釣行した60日間で2人乗りカヤックに出会ったのは、1回のみ。
グーグルの検索画面で「2人乗りカヤック」と入力してヒットするのは、販売サイトのみ。
レビューを書かれていたり、実体験に基づくメリット・デメリットを書かれているサイトは、ないんですね。
そこで、今回は情報量が不足している2人乗りカヤックのメリットとデメリットを紹介したいと思います。
メリット
メリットを3つ紹介します。
2in1であること
釣りって1人で行くより2人以上で行った方が楽しいですよね!
お子さんをお持ちの方なら、お子さんと会場ツーリングを楽しみながら釣りができる・・・
最高じゃないですか?
2人乗りカヤックであれば、非日常をカヤック持っていない人と楽しめます。
1人乗りカヤックは、この楽しみ方はできません。
一方で、よくいただく質問が「2人乗りカヤックだと大きくて扱いづらく、1人で乗るには不便では?主に1人で乗ることの方が多いのだし・・・。」
この質問にズバリ答えれば「そうでもない」と回答します。
理由としては、1人乗りも2人乗りも規模的(長さと重さ)に変わらないからです。
コンパスシリーズで比べてみましょう。
例えば、艇の長さを比較してみます。
デュオ(2人乗り)は、4.11mに対し、コンパス(1乗り)は、3.66 mとその差、わずか+0.45。
重さを比較してみます。
デュオ(2人乗り)は、41.73gに対し、コンパス(1乗り)は、31gとその差、わずか+10g。
重さは、それなり・・・か・・・笑、それでもスイカ2個分の重さです。
(1人乗りと2人乗りをコンパスシリーズで比べた記事を書きましたので、詳細下記リンクから)
上記の規模的な数値を見ても分かる通り、「大きくて扱いづらい」はイメージでしかないのです。
ちなみに、僕は年間60回ほど釣行しますが、そのうち50回は1人で乗っています。
つまり8割程度、1人乗りとして使用していますが、不便を感じたことはありません。
艇のスペック参考サイト:https://www.hobie.com/kayaks/mirage-compass/
メリット2:諸経費の節約
2人乗りカヤックであれば、諸経費が節約できます。
例えば、僕の家から葉山の出艇場所に行くためには、高速道路を使います。
高速代は、往復で約2,500円です。
さらに駐車場代は、朝の3時間利用で1,400です。
高速代+駐車場代で合計3,900円です。
月2回ペースで行ったと仮定して、
46,800円
経費としてかかります。
ちなみに僕は月に4・5回ペースでカヤックフィッシング をやっているので、これで計算すると
117,000円
になります。
交通費等の経費は、細々払うので(高速代に限ってはETCなので払っている感覚もないので)あまり意識しませんが、「塵も積もれば山となる」で意外とお金がかかっています。
これを毎回、友人を連れて折半するとどうでしょうか。
僕の釣行回数から言って
58,500円節約できます。
新品のロッドとリールを買ってお釣りが出る値段です。
以前のブログ記事で二人乗りカヤックは1人乗りカヤックよりも価格が高いことをお伝えしましたが3シーズンも使用すれば、経費の節約だけで元が取れてしまう計算になります。
メリット3:中古市場価格が落ちない
2人乗りカヤックの国内流通量が極端に少ないため、中古で2人乗りカヤックが欲しいけど買えない方がたくさんいます。
ネットで「中古カヤック 2人乗り」と検索しても、売り切ればかり。
さらに、驚くほど高い価格で取引されています。
高い価格であれば、新品を購入した方が良いのでは?
と、思われる方も多いと思います。
しかし、2人乗りカヤックが欲しい方は、ゲスト(お子様や奥様、ご友人)用に2艇目として購入する方が多いようで、2艇目の購入金額を少しでも削減したいという思いがあるようです。
デメリット
デメリットを3つ紹介します。
デメリット1:価格が高い
コンパスシリーズで比較すると、2人乗りカヤックの方が170,000ほど高いです。
下記の値段は、2019年以前の価格ですが、参考に記載します。
1人乗り:288,000円(税抜き)
2人乗り:448,000円(税抜き)
価格が高い理由は、「ミラージュドライブ等の付属品」が、2人分標準装備されているからです。
ただ、それだけです。
特に、ミラージュドライブは非常に高価です。
単品で購入すると約100,000円となります。
それでも、170,000の価格差はデメリットです。
デメリット2:トイレ問題
カヤックはトイレがないので、海に流すわけです。
2人乗りは距離も近いことから、恥ずかしいです(笑)
これは、意外と重要な問題です。
1人乗りであれば、自分のタイミングで人知れず用を足すことができるのですが・・・。
デメリット3:積載量が少ない
2人乗りカヤックなので、荷物も2人分載せたいと思うところです。
しかし、2人分の荷物を載せることはできません。
クーラーボックスは1つが限界です。
ロッドは7本が限界です。(7本も詰めれば十分か笑)
(ちなみに、タックルは2人分積めます。)
まとめ
以上が、メリットとデメリットでした。
いかがでしたか?
人によって感じ方はそれぞれです。
メリットがデメリットになったり、逆も然りだと思います。
この記事で2人乗りカヤックの購入を検討している方の参考になれば幸いです。
私も使って行く中で、考えが変わるかも知れません。
その際は、またお伝えできればと思います。
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