水深が浅いため台風や豪雨の影響を受けやすい多摩川。そのため、コロコロ地形が変わってしまい、スモールをコンスタントに釣り上げるのが難しいフィールドです。
さらに、都心からのアクセスが良好&コロナの影響か?アングラー増加ということもあり、フィールドにかかるプレッシャーは年々増加傾向。
そんな多摩川ですが、開発されていないポイントも多々あります!
今回は、マイナーポイントのひとつ「南武線矢野口駅周辺のポイント」を紹介します!
近くに駐車場もありますので、車でお越しの方にもお勧めできます!
また、登戸でバス釣りをしに来たけど、ハイプレッシャーで釣れない・・・、そんな方も登戸からアクセスしやすいポイントなのでおすすめです!
南武線矢野口駅のポイントとは?
南武線矢野口駅のポイントとは、多摩川原橋の下を指します。
アクセス方法
登戸駅から電車で7分です。矢野口駅で下車します。
東口からでて右に進んでいきます。
そうすると大きい通りに出ますので左に曲がります。
あとは、まっすぐ進みます。
しばらく歩くと、多摩川にぶつかります。
駐車場情報
ポイントの近くに駐車場もあります。最大料金700円と良心的価格!
車でお越しの方は、こちらに駐車すると良いかもです!
必要なタックル(道具)
必要なタックル(道具)を紹介します。
南武線矢野口駅のポイント(多摩川原橋の下)は、流れ込みのポイントがあったりと狙うポイントが限られています。なので、タックル(道具)はスピニングタックル1本、ベイトタックル1本の計2本あれば十分です。
参考までに推奨タックルを紹介します。
スピニング編
ロッド
重要なのは、ロッドの硬さと長さです。
硬さは、UL(ウルトラライト)で比較的柔らかいものがよいです。
長さは、6ft〜6ft4incあたりが扱いやすくオススメです。
例えば、ダイワのエントリーモデルを例にすると、リベリオン 642ULXS-STが良いです!
シマノであれば、ゾディアスの264ULが良いです!
これらのロッドは多摩川でなくても河口湖や山中湖等でも十分通用します。いずれは富士五湖も視野に入れてバス釣りをはじめる方にもおすすめです!
リール
リールは、大きさとギア比が重要です。
大きさは、2500番が良いです!
ギア比は、だいたい6.2:1のギア比が良いでしょう!
ダイワのリールならバリスティック2500sーcがオススメです!
シマノのリールならストラディックス2500sがオススメです!
上記リールは、海水でも使用可能です。湾内のカサゴやメバル釣りにもOKですし、少し無理をすればアジングにも使用できます。万能なスピニングリールですので、格安(2500円くらい)リールを買うくらいなら、こちらを買った方が後々、後悔しません。
(中古市場でもある程度値がつきますし)
ライン
ラインは、太さが重要です。
太さは、3lbを選びましょう!
3lbでも太い(僕は2.5lb)くらいですので、これ以上太いラインは必要ありません。
大物がかかった時に切られてしまうのでは?と、心配される方もいると思いますが、リールの性能(ドラグ)が高いので、全く問題ありません。50cmの鯉も釣り上げられます。
オススメは、以下のラインです!
ルアー
ルアーは「ジグヘッド&ワーム」と「i字系ルアー」「シャッド」を使用します。
ジグヘッド&ワーム
ジグヘッド
フックサイズが#3で、重さは1/32(0.9g)が最適です。まずは、これだけでOKです!
オススメのメーカーはケイテックです!
ワーム
ワームは4つの種類を紹介します!
1.餌より釣れるレッグワーム(ゲーリーヤマモト)
このワームさえあれば多摩川のスモールマウスバスは攻略できます。
2.餌のような煌めきフラッシュJ(フィッシュアロー)
魚が高活性の時に威力を発揮します。遠くからバスを呼んでくれますので、広範囲を探る際も◎です!
3.何でこんなので釣れるの?イモグラブ(オフセットフック)
何でこのワームで釣れるのか?何年も使っていますがわかりません。ただ、釣れるんです。
使用するときに重要なのは、フックバランスです。フックバランスが崩れていると本来の動きが出せず、バスに見切られてしまいます。投げて底についたら、底を取りながらズルズルと巻くだけ。
4.ストレートワームの金字塔 ドライブクローラー
i字系ルアー
朝まずめと夕まずめに使用します。あとは、曇りの日。(日中(特に太陽が出ているとき)は、全く釣れません。)
よって、使用タイミングは、朝まずめと夕まずめ&曇りの日です!
使用できるシュチュエーションは限られていますが、その分、爆発力は凄まじい!
これでないと釣れない魚がいます。
i字系ルアーはこれだけでOK!「i WAVER」
i字系ルアーはこれだけでOKです。このルアーがあれば、富士五湖も野尻湖(長野)等もOK!万能!
シャッド
1月から2月にかけて、活躍してくれます。使い方は、投げて巻くだけ。ただし、障害物に当たったら巻くのを止めて3秒ストップ。そして、また巻く。
なお、多摩川の水深は平均的1.5mほどですので、52spがおすすめです。
ベイト編
ロッド
硬さは、M(ミディアム)でベイトロッドとしては比較的柔らかいです。
長さは、6ft〜6ft4incあたりが扱いやすくオススメです。
僕は、ゾディアス 166Mが良いかなーっと思っています。
これらのロッドは多摩川でなくても野池でも活躍してくれること間違いなしです!
リール
リールは、6.8:1のギア比のものを選びましょう!
メタニウムがオススメです!
僕はレフトハンドルを使っています。
利き腕が右の人は、レフトハンドルをおすすめします。初めは巻きづらいですが、右手の方が感度が良いので、ベイトでワームを扱う際に有利です。
ライン
ラインは、太さが重要です。
太さは10-12lbを選びましょう!
オススメは、以下のラインです!糸よれがしにくく扱いやすいラインです。
ルアー
ルアーは「ワーム」と「ビッグベイト」を使用します。
ワーム
シャッドテール系のワームは遠くにいるバスを呼んできてくれるので重宝しています。
以下は、僕的三大シャッドテール。
最後のジャバロンは、シャッドテールではありませんが・・・。
このワームより釣れるワームはないと思っています。艶かしい泳ぎで、バスが餌と勘違いして丸呑みしてきます。
ちなみに、全てのワームにはお腹にネイルシンカーを挿入しています。理由は、泳ぎを安定させるためです。使い方は、ワームが動くギリギリの速さでただ巻きです。
ビックベイト
ビックベイトはこれ一個!投げて巻くだけ!
ポイント紹介と釣り方
さて、いよいよ詳細なポイントと釣り方をお伝えします。
南武線矢野口駅のポイント(多摩川原橋の下)とはどんなポイントか!?
支流の流れ込みがあります。この支流に流れている水は、田んぼや畑の用水路として使用されています。田んぼや畑からのそばを流れてくるため、養分を多く含んでおり、プランクトンを餌とするようなスジエビや小魚が集まりやすいポイントです。当然、スジエビや小魚が集まるポイントには、フィッシュイーターも溜まります。まさに、食物連鎖が頻繁に起こっているポイントとも言えます。
さらに、本流は多摩川原橋の下から急に川幅が狭くなっているため、流れが速くなっているポイントでもあります。
また、支流と本流がぶつかる所では、地形が複雑に変化しており、魚のいつき場所となっています。
このように最良の条件が重なっているこのポイントは、年間を通して、魚がよく釣れるポイントです。
釣り方
流れのあるポイントでは、ビックベイトが威力を発揮してくれます。
有無を言わさず、ジョイクロを投げましょう。
流れ込みの周り、岸際、本流の流心、ここのポイントの魚はフレッシュですので、ビックベイトを見つけると飛んでくるようにバイトします。
ビックベイトで反応がなければ、スピニングに持ち替えます。
まずは、フラッシュJのミドストで表層〜中層を狙います。
活性が高いバスは、フラッシュJのミドストで食い上げてきます。
これで反応がなければ、ドライブクローラーのワッキーリグを使用します。
イメージは、土から流れ落ちたミミズ。水の中をうねうねと漂わせます。
そして、最後はイモグラブのノーシンカーでボトムを転がしていきます。
この釣りの展開で食わないようであれば、ポイントを移動した方が良いでしょう。
下流に降っていくと、京王稲田堤駅周辺のポイントを探れますので、足を伸ばしてみてもいいかもしれません、
最後に
いかがでしたか?
年々プレッシャーが高くなっている多摩川ですが、まだまだ開発されていないポイントが多々あります。今のうちに、たくさん釣って楽しんでください!笑
小田急線の登戸駅から徒歩3分のポイント紹介記事のURL
https://officeworker-angler.com/2021/01/09/%e5%a4%9a%e6%91%a9%e5%b7%9d%e3%81%ae%e3%82%b9%e3%83%a2%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%9e%e3%82%a6%e3%82%b9%e3%83%90%e3%82%b9%e3%82%92%e9%87%a3%e3%82%8b%e6%96%b9%e6%b3%95/
京王多摩川駅近辺のポイント紹介記事(今回の紹介したポイントの対岸)
https://officeworker-angler.com/2021/04/14/多摩川でスモールを釣る方法!京王多摩川駅近辺/
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