Scotty(スコッティ) トランスデューサーには、2種類のラインナップがあります。
ひとつがトランスデューサーアーム
もうひとつがトランスデューサーマウント
の2種類です。
商品名の「トランスデューサー」部分まで同じなので紛らわしいですが・・・。
この2種類の違いは何のでしょうか?
実際に購入して、その違いについて確認してみました。
今後、購入を考えている方は、ぜひ参考にしてください!
Scotty(スコッティ) トランスデューサー「アーム」と「マウント」の違い
「アーム」と「マウント」の違いを5つ挙げてみました。
マウントレールに対応しているか
トランスデューサーアームは、マウントレールに対応しています。
一方のトランスデューサーマウントは、マウントレールに対応していません。その代わりにマウントベースが付属されており、それをカヤックに取り付けることでセットできます。
なお、トランスデューサーアームは左右どちら側でも使用可能なので、カヤックについているマウントレールに合わせて設置することができます。
価格
トランスデューサーアームは4980円、トランスデューサーマウントは3880円です。トランスデューサーマウントの方が約1000円安いです。この価格帯で1000円の差は大きいですね。
長さ
少し分かりづらいのですが、トランスデューサーアームの方がトランスデューサーマウントより長いです。長いほうが、船が揺れたりしても、水中に振動子が浸かっていられますので、波などのノイズが入りづらいです。(水面に振動子が出てしまうとノイズが入ってしまいます)
汎用性
上述した通り、トランスデューサーアームはレールマウントに対応しており、トランスデューサーマウントは対応していません。
よって、ほとんどのカヤックにおいて、トランスデューサーアームの方が高い汎用性を有していると言えます。
なぜなら、レールマウントさえあれば、どこでも設置可能となっているからです。
一方、トランスデューサーマウントの方は、マウントベースを直接カヤックに固定(ネジ)するタイプです。一度設置したら後から変更することができません。
プラスα
スコッティーアームは、他のスコッティーアイテムを追加することができます。
トランスデューサーマウントは、追加することができません。
カヤックは、艤装可能面積が狭いので、一つのマウントに複数の艤装を施せるのは、偽装の幅を広めますので強みですね!
以上、5つの違いについて紹介しました。
いかがでしたか?
最後にトランスデューサーアームとトランスデューサーマウントの「こんな人にオススメ」を紹介して終わりにしたいと思います。
Scotty(スコッティ) トランスデューサーアームとマウントのレビュー!
上述の5つの違いでお話ししてきたことと、少し重複してしまいますが・・・
結論を先に言うと、トランスデューサーアームがダントツで優秀です。
(トランスデューサーマウントは、安さ以外、トランスデューサーマウントに劣ります。)
※他のメーカーの商品と比べてもトランスデューサーアームがダントツです!右に出る者はいないと思います。
で、機能的なところで言うと、非の打ち所がないほど完成度が高い商品です。
特筆すべき機能は、3点あります!
上げ下げ可能
自作の振動子マウントでは、なかなか再現しづらい、買ってよかったと思える機能です。
これ、何かと言うと岸でもマウントを装着したままでいられると言うことなんです。
具体的なケースで言いますと、
陸にいるときは、下の写真のように上げておくと振動子が地面に擦れて傷がつくことがありません。
(また、急に浅瀬に入ることになった時も、簡単に振動子をピクアップできますので、傷がつく心配はありません。)
で、振動子が地面に擦らない場所まで行ったら
矢印の方向におろしてあげると
振動子が水中に入ると言う仕組みです。
ちなみに上げ下げは、ハンドルを回すだけと言うシンプルな作り。しかも、アームと本体の干渉部分にはゴム製の滑り止めがかまされているので、ハンドルを少し絞れば、「ブランブランしてしまう」なんてことはありません。
作りが頑丈!
水の抵抗でアーム部分がブランブランして、振動子にノイズが入ることはありません。
また、足こぎカヤックで全力疾走しても、アームが水の抵抗で折れてしまう心配はありません。
(プラスチックの部分は厚みがあり、かなりしっかりしています。)
なので、水の上にいるときは、基本入れっぱなしです笑
これがすごい重要で、移動のたびに上げ下げをしていたら、かなり億劫ですので、水中にさしっぱでも移動できるのは、素晴らしいです!
素材がいい!
素材は、プラスチック?を基本とした作りで、錆が付着することがありません。
お手入れも楽チンです。
ちなみに、金属部品は一部のネジだけ。このネジもステンレスですので、サビの心配はありません。
よくよく水洗いしないと錆びてしまう商品ではないので、片付けが楽すぎて、この部分も高評価です。
Scotty(スコッティ) トランスデューサーアームはこんな人にオススメ!
カヤックにレールマウントがついている人は、トランスデューサーアームで決定です!
トランスデューサーマウントより1000円ほど高いですが、上述の「5つの違い・プラスα」で紹介した通り、他のマウントも装着可能ですので、1000円プラス分の価値はあります。(ちなみに、アダプターを購入しようとすると2980円します。)
あと、サップの方もトランスデューサーアームがオススメです。
Scotty(スコッティ) トランスデューサーマウントはこんな人にオススメ!
どうしても、価格を抑えたい方にオススメです。また、レールマウントがカヤックに偽装されておらず、今後もレールマウントを艤装する予定がない方にもオススメできます。
それ以外の方は、トンランスデューサーアームの方が良いと思います。
僕は、トランスデューサーマウントの良さが、「安い」以外、発見できませんでした笑
(「安い」についても、トランスデューサーアームは「アダプター付」と考えれば、2980円分得したことになるので、メリットにならない・・・。)
いかがでしたか?
日本のスコッティー販売店でも、トランスデューサーアームとマウントの違いを説明していないので、貴重な情報かと思います。購入の際は、ぜひ参考にしてください!
ちなみに購入はアマゾンがオススメ(アマゾンの方が安いので)です。
上記にトランスデューサーアームとマウントのリンクを貼りましたので、ご自身にあった方をぜひ購入してみてください!
昔書いたScotty(スコッティ) トランスデューサーアームのレビュー記事↓
https://officeworker-angler.com/2020/07/12/scotty-%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%82%b9%e3%83%87%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b5%e3%83%bc%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%83%a0-%ef%bc%88%e6%8c%af%e5%8b%95%e5%ad%90%e3%83%9e%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%83%88%ef%bc%89/
コメント