ミラージュリンクス(Hobie MIRAGE LYNX)の振動子ポケットについて書きたいと思います。
以前の記事で、無理やり振動子ポケットに振動子を入れたことに触れました。
なぜ、無理やり入れることになったか。HobieはLOWRANCEと提携しているため、リンクスの振動子ポケットがLOWRANCEの振動子しか入らないように設計されているためです(←邪推ですけど)。
よって、僕が所有しているGarminの魚探(振動子)は、ミラージュリンクス(Hobie MIRAGE LYNX)の振動子ポケットに非対応ということです。
その2:振動子ポケットに振動子は入るのか
僕が一番最初に購入したホビーカヤックが「ミラージュコンパスデュオ」なのですが、このカヤックは振動子ポケットが小さすぎてガーミンGT20TM(振動子)が入りませんでした。そのため、毎回、スコッティーからリリースされている振動子アームをセッティングしなくてはならず、手間でした。
ミラージュリンクス(Hobie MIRAGE LYNX)は、準備が楽なこと(船の重量が軽い、セッティングもシートとラダーだけ)が売りなわけです。なので、魚探マウントを毎回セッティングする余計な作業は省きたいわけです。
事前情報では、振動子ポケットが大きくなっていると聞いていたので、期待に胸を膨らませていたのですが・・・。数センチ大きさが足りず、一筋縄では、ミラージュリンクス(Hobie MIRAGE LYNX)の振動子ポケットに入りませんでした。(まあ、無理やり入れましたが・・・笑、ここについては、別途記事を書きます)
この問題の一番簡単な解決策は、Scottyのトランスデューサーアームを使用することです。
しかし、それではミラージュリンクス(Hobie MIRAGE LYNX)の売りである「手軽さ」が活かされません。なぜなら艤装パーツが多くなればなるほど、準備する荷物が多くなりますし、それに伴い準備にも時間がかかります。そこで、せっかくある振動子ポケットを何とか活用したいと思ったわけです。
ミラージュリンクス(Hobie MIRAGE LYNX)の振動子ポケットにGT20ーTMをインストールする!
リンクスの振動子ポケットはココ!
リンクスの振動子ポケットはここにあります。
赤い丸で囲っている黒い部分ですね。
この部分は、ネジ2本で留まっています。この2本のネジを外してあげると簡単に外せます。
外すと、下の写真のような感じです。
この時は、すでに振動子をインストールしてしまっていたので、コードがわちゃわちゃですが・・・
初めは、何も入っていません。
振動子ポケットの大きさ
おそらく、おそらくですけど、振動子ポケットはLOWRANCEしか入らないように設計してあります。(←邪推ですけど)
なぜなら、振動子ポケットのサイズ感が際どい設定でだからです。
まずは、縦サイズです。
約20cmです。縦の長さは、どんな振動子でも入りそうな長さです。
次に横幅です。
12cmほど。横幅もどんな振動子でも入りそうな大きさです。
縦と横幅の大きさだけで言えば、ガーミンのGT20-TMも余裕で入るわけですが・・・
奥行きが・・・
一番長いところで11cm、短いところで
5cmしかないのです・・・。
なぜか、船首から船尾に行くにつれて奥行きが狭まります。
そして、この奥行きの狭まりによって、Garmiの振動子がリンクスの振動子ポケットに入らないのです。
これがリンクスの振動子ポケットがLOWRANCEの振動子しか入らないように設計されていると考えてしまう理由です。
あと、もう一つ入らない理由としては
振動子のアタッチメントが振動子ポケットのアタッチメントが噛み合わないこと。
入らなければ入れるまで
アタッチメントが干渉し合ってしまっているので、振動子のアタッチメントをカットします。
その上で、金属板を噛ませて、水平になるように調整します。
後は、振動子ポケットに押し込んで作業完了!
作業工程を書くと楽ですが、試行錯誤しながら作業したので、半日くらい費やしてしまいました。
終わりに
以上のように、無理やり振動子ポケットに押し込みました。
やり方がわかっていれば1時間ほどで終わる作業ですので、試してみる価値はありそうです!
ちなみに、インストールした後、釣行を重ねていますがノイズ等の不具合はありません。
気になる方は、ぜひ試してみてください。
荷物が一つ減るだけで、軽快感が変わりますよ!!
コメント