GARMINの後継機種にホンデックス(HONDEX) PS-611CN2 Deep (ディープ)仕様を選んだ理由

フィッシングカヤック

前回の記事では、GARMIN STRIKER Plus 5cvに抱いていた不満点を3つ挙げました。その不満点を解消するために浮上した2つの選択肢(振動子を買い替えるor魚探を買い替える)を検討し、魚探を買い替えるという選択をしました。

今回の記事では、GARMIN STRIKER Plus 5cvを買い替え、その後継としてホンデックス(HONDEX) PS-611CN2 Deep (ディープ)仕様(魚探を買い替える)を購入した理由について記事にしたいと思います。

まず、ホンデックス(HONDEX) PS-611CN2 Deep (ディープ)仕様の概要をちょこっとだけ紹介したいと思います。

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ホンデックス(HONDEX) PS-611CN2 Deep (ディープ)仕様の概要紹介

PS-611CN2 Deep (ディープ)仕様は、本多電子株式会社から2021年12月にリリースされた乾電池駆動の5型液晶魚探です。ちなみにPS-611CN2 Deep (ディープ)仕様の旧機種はPS-611CNです。
旧機種とホンデックス(HONDEX) PS-611CN2 Deep (ディープ)仕様の大きな違いは、周波数切り替え(50khzと200khz)が装備されたことと水深表示範囲が拡張されたことです。具体的には、旧機種の水深表示範囲が最大:0~150mだったものが、ノーマルモード(振動子:TD04AあるいはTD25)で最大:0~300m、ディープモード(振動子:TD25)で最大:0~500mとスペックが大幅にアップしました。
その他の機能は据え置きですが、①GPSアンテナ内蔵&全国地図内蔵②電池ボックス一体型のポータブルスタイル③充実の魚探&プロッター機能が旧機種PS-611CNから引き継がれています。

なぜPS-611CN2 Deep (ディープ)仕様に乗り換えたのか

なぜ、GarminからPS-611CN2 Deep (ディープ)仕様に乗り換えたのか。その理由は3つあります。

水深表示範囲の拡張

前述の概要紹介でも記した通り、今回リリースされたPS-611CN2 Deep (ディープ)仕様は旧機種(PS-611CN)に比べて、水深表示範囲が拡張されました。また、50khzと200khzの2周波を切り替えることができるようになりました。これにより、GARMIN STRIKER Plus 5cv(GT20-TM)よりも圧倒的に水深表示範囲が拡大しました。
ちなみに、初めての魚探を購入する際は、ホンデックスとGARMINで悩みました。その時は、ホンデックスとGARMIN STRIKER Plus 5cv(GT20-TM)の水深表示範囲が同じでしたが、GARMINの方が安価で、魚探の基本性能((Garminは77kHz(指向角45°)/200kHz(指向角15°)の2周波を同時に出せますし、クリアビュー機能がついています))が優っていたためGARMIN STRIKER Plus 5cv(GT20-TM)一択でした。

GPSアンテナ内蔵&全国地図内蔵

 全国地図を内蔵していますので、地形、沈船、岩礁、漁礁等を把握することができます。今までは、海釣図というアプリを購入(500円/月)して、その位置を把握していました。PS-611CN2 Deep (ディープ)仕様には、それと同等の全国地図(等深線図)が内蔵されており、GPSと連動することでポイントまでナビゲーションしてくれます。
Garminは全国地図が内蔵されていないものの、クイックドロー(水中地形図作成機能)でオリジナル等深線図を作成することができました。しかし、クイックドロー(水中地形図作成機能)はあくまでも自分が航行した箇所しか等深線図を作成できません。休日アングラーの僕はついに等深線図が完成することはありませんでした・・・。

良心的な価格設定

PS-611CN2 Deep (ディープ)仕様の水深表示範囲をGARMINで表現しようとすると、振動子はGT21-TMあるいはGT51M-TMが該当します。価格は、GT21-TMが¥33,000- 、GT51M-TMが¥110,000-です。GARMINは、導入機(ストライカーシリーズ+GT20-TM)は安価なのですが、それより上のランクは高価になります。
それに比べて、PS-611CN2 Deep (ディープ)仕様は57,000円と、充実の機能を考えても良心的な価格設定です。

PS-611CN2 Deep (ディープ)仕様の残念な点

GARMIN STRIKER Plus 5cv(GT20-TM)と比べてという話になりますが

①2周波を同時に出すことができない

今までの魚探の使い方は、低周波(広い指向角)により、広範囲の探知をします。で、魚影が写ったら高周波(狭い指向角)により、正確な魚の位置を把握し、バーチカルにジグを落としていました。
2周波を同時に出せる魚探の強みを活かして魚を探していました。

これからは、低周波で魚を探して見つけたら、高周波に切り替えて・・・という作業が発生します。
この作業が大変そうです。なぜなら、低周波から高周波に変えると、低周波に映っていた魚が映らなくなる可能性が高いからです(水深10mの場合、50kHzだと直径6.8mの円径の範囲内を平均値、200kHzだと直径1.8mの円径の範囲内を平均値)。高周波で低周波が魚影を捉えることができる範囲を探すのは大変そうです。

②水温計が付いていない

GARMIN STRIKER Plus 5cv(GT20-TM)には、水温計が標準装備されていました。しかし、PS-611CN2 Deep (ディープ)仕様は標準装備されていません。
水温は、魚を釣るために必要不可欠な情報ですので、水温計が標準装備されていないのは残念な点です。

③オプションパーツがやたら高い&振動子の種類が少ない

オプションパーツの価格がやたら高いです。②に関連するところで言えば、水温計が7,700円と。
HONDEX(ホンデックス) 魚群探知機 USB電源コード が5,500円・・・。
HONDEX魚探用バッテリーパックチャージャーセットが8,500円・・・。これに関しては、外部メーカー(BMO JAPAN)ですし仕方がないかもしれませんが・・・。
とにかく、オプションパーツが高いですね。

④防水ではなく防滴仕様であること

どの程度の防滴なのかわかりませんが・・・。
作りからしても、ちょっとでも濡れると故障してしまうかも・・・?という感じです。
GARMIN STRIKER Plus 5cv(GT20-TM)は、波を被っても壊れることはありませんでした。
その点では、GARMIN STRIKER Plus 5cv(GT20-TM)の方が濡れることが前提のカヤックやゴムボートの魚探としては適しているかもしれません。

色々と書きましたが、実はまだ使用していませんw
使用していく中で、新たな発見がありましたら、レビューしたいと思います!

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