ホンデックス(HONDEX) PS-611CN2 Deep (ディープ)を使用するにあたり、操作方法を覚えました。その中でも、プロッターにおいて、特に使用頻度が高い操作に絞って5つ紹介したいと思います。
感覚で操作方法を覚えるのももちろんOKですが、抑えるべき操作を知っているだけで、活用範囲が一気に広がりますよ!
過去のホンデックス(HONDEX) PS-611CN2 Deep (ディープ)関係のブログは↓から
航跡の記憶間隔変更
ある間隔で自船位置を記憶し、その点を結ぶことによって表示したものが航跡です。この記憶間隔のことを航跡記憶間隔と言います。航跡記憶間隔は短いほど細かく(線が滑らかに)表示され、長いほど粗く(カクカクした)航跡が描かれます。それであれば、航跡記憶間隔は短いほどいいじゃんって話になりますが、これには短所があります。それは、記憶メモリに限界があり、短時間の航跡しか記憶できない点です。
なので、記憶感覚は、移動時は「長く」釣り中は「短く」都度設定してあげる必要があります。
設定方法
メニューを2回押す(メニュー2が表示されます)
メニューを3秒長押し(メニュー3が表示されます)
↕︎で「⒊航跡記憶間隔」を選択
↔︎で記憶間隔を設定
マーク入力
魚探で見つけた魚群や浅瀬、釣りのポイントなどにマークを入れることができます。記憶できるポイント数は1,000(目的地 100 点を含む)になります。あまりマークを打ちすぎると等深線図が見づらくなります。また、どのポイントが本命かわからなくなるので、注意が必要です。
僕は、マークをつける際のルールを決めています。ルールは「地形の変化(沈没船や障害物も含む)」と「釣れた場所」にだけマークをします。マークの形は10 種類ありますが、旗マーク(地形の変化)○マーク(釣れた場所)を使用します。理由としては、地形の変化は魚が居着く場所であり、タイミングが合えば釣れる可能性が高いからです。釣れた場所をマークする理由は、どのような状況で魚が釣れたのかを記録するためです。ホンデックスの強みでもあるのですが、入力したマークにカーソルを合わせるとマークを入力した日時、水深、水温(オプションの水温センサー接続時)が表示されます。これらを活用することで「釣れる」状況をデータ化することができます。
※10 種類のマークから旗マークと○マークを選んでいる理由は、旗マークがデフォルトで○マークが旗マークの次に表示されるマークだからです。マークの変更は一方通行(選択したマークを通り過ぎると選択したいマークまでもう一周する必要がある)なので、デフォルトに近いマークがお勧めです。
また、旗マークは1〜99まで自動で付番されます。後に紹介する「行き先」の目的地にも設定できます。
設定方法(マーク入力)
「入力」ボタンを押す
設定方法(マーク変更)
「形」ボタンを押す
行き先の設定
行き先の設定(目的地航法を設定)すると、自船位置から目的地までを直線で結び、画面左上には目的地の緯度経度、自船から目的地までの距離、方位、所要時間が表示してくれます。
これがめちゃくちゃ便利です。行き先については上記で紹介した旗マークを付した点も設定可能です。
設定方法
「呼出」ボタンを押す
数字テンキーを押してポイント番号を入力
「決定」ボタンを押す
等深線の表示を変更
表示する等深線の種類を変更することができます。僕は、地形の変化から魚を探していくタイプなので、等深線は多く表示されるようにしています。ちなみに、以下のように調整することができます。
OFF ・・・等深線は表示されません。
少ない・・・2,5,10,20,50,100,200,500,1000,2000,3000,5000m の等深線のみ表示されます。
多い・・・・地図データーに入っている全ての等深線を表示します。
設定方法
メニューを2回押す(メニュー2が表示されます)
↕︎で「地図表示設定」」を選択
「決定」ボタンを押す
↕︎で「1. 等深線」を選択
↔︎で等深線の表示を選択
超音波発振停止機能
魚探のバッテリー残量は、気になるところです。なるべく、海上ではバッテリー残量に余裕を残しておきたいですよね。そこで、移動時には超音波発振停止機能を使用して省電力設定にします。
僕は、10分以上漕ぐ場合に使用しています。
設定方法
メニューを2回押す(メニュー2が表示されます)
↕︎で「3. その他魚探設定」を選択
↕︎で「2. 魚探停止」を選択
「決定」ボタンを押す
終わりに
いかがだったでしょうか。魚探は、釣果に直結する大事な道具です。ぜひ、使い方をマスターしてみてはいかがでしょうか。
僕も、触りながら色々な機能を研究したいと思います。
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