カヤックを通常使いして、一番損傷が激しい箇所は、間違いなくキールです。
カヤックの素材はABS樹脂あるいはリニアポリエチレンと衝撃に弱い素材で作られています。なので、ふかふか砂のビーチで離着岸をしていてもキールは損傷していきます。
相当な出艇数でなければ、キールの損傷によりカヤックが使用できなくなると言うことはありません。が、見るたびに損傷していくので、なんだか気が気じゃありません。
そこで、LYNXは使用する前にキールガードをインストールしました。
インストールしてみたところ、これが良い!
専用のキールガードだけあり、装着感は素晴らしいものでした。
そこで、今回は以前より所有していたコンパスデュオにもインストールすることを決めました。
リンクスは既製品を使用したので、コンパスデュオは自作しようかと思いました。
が、やめました。
自作好き人間の僕が、既製品を使用した3つの理由
基本的にお金がないので、自作できるものは自作をし、経費を浮かせている僕です。そんな僕が、あえて高いお金を出し、既製品を使用した理由を紹介したいと思います。
ヒートガンを使用することによるリスク
自作となるとヒートガンを使用しなければなりません。カヤックの素材は熱に弱いです。キールガードを形成していく作業過程で、誤ってカヤック本体に熱が伝わりすぎてしまい、カヤック本体に損傷を負わせてしまう可能性があります。
見た目は大事
二点目は不恰好になることが目に見えているからです。どう頑張っても、綺麗にキールガードをつけられる自信がありません。後に、売りに出すときにマイナスポイントとなってしまうのは避けたかったからです。
時間>お金 1分でインストールできる
三点目は、取り付けが楽だからです。接着剤さえあれば、1分でインストール完了です。
自作なら1時間、既製品なら1分。であるならば、既製品を使用した方がトータル的に安く抑えられそうです。
BERLEY PROを買ってみた
早速、商品を購入してみました。実物は意外に小さいです。
梱包は至ってシンプル。
中身は、以下のような感じです。
カラーはマッドブラックの一色展開。
マッドブラックであれば、どんなカヤックの色にも合うのでおすすめです。
インストールをしてみた
ちなみにインストールする前は、以下のような感じ。大切に使ってきましたが、それでもキール部分が相当削れてしまっていることがわかります。
そして、以下がインストール後です。
キールの傷がついている部分、全てがキールガードで覆われました。
ボンドは、どうしてもはみ出してしまいます。(はみ出すくらい、つけた方が良い)
これは、ボンドが乾いた後、余分なボンドを剥がすことで綺麗になります。
どうでしょうか?
かなり綺麗に取り付けられていると思いませんか?
これで、着岸もガシガシやれます。
これは、いい買い物だったかも知れません。
みなさんも、試してみてはいかがでしょうか。
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