【キス釣り入門!】誰でも爆釣!!キス釣り初心者の僕がキスの釣り方教えます!

海釣り

1時間ほどで12匹釣れたキス。美しい魚体。思わず見惚れてしまいます。

実は、僕・・・、キス釣り初心者です。
先日、初めてキス釣りをして、ある程度のノウハウが身についたので記事にしてみました。
初心者の僕でもコツを掴んだら、爆釣しましたので、皆さんもこの記事を参考にしてバシバシ釣ってください!
なお、僕の釣りスタイルは、カヤックフィッシングです。よって、カヤックからキスをどの様に釣るかをメインに紹介していきます。となると、ほとんどの方はカヤックを持っていないので、この記事参考にならんな・・・と、思われるかもしれません。そこは、ご安心ください!キスの生態に基づいて説明していきますので、カヤックではなくサーフからのちょい投げで釣る方も、参考になる記事となっています!

※本記事で指すキスとは、シロギスを指します。

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キスの生態について

キス釣りをするにあたって重要なのが、キスの生態を知ることです。

キスの生息場所について

キスは、海水浴場のような砂浜に生息しています。

キスが好む条件

ここが重要です。キスが好む条件は4つです。

砂地であることは前提として
①流れが緩やかな場所
②岩や石が点在する場所
③かけ上がり
④潮の流れる場所あるいは当たる場所

この4つの条件がたくさん当てはまるポイントを探してあげることが釣果につながります。

キスの年間行動(関東)

キスに年間行動は、4つの区分に分けることができます。

3〜6月

3月は、10mよりも深い水深にいます。基本的に、サーフから釣るのは難しいです。カヤックフィッシングでもポイントを見つけるのが難しいので、この時期はお勧めしません。

4月から徐々に浅い水深に上がってきます。この時期は、深場から浅場に向かって行動している時期です。よって、かけ上がり付近に溜まる傾向がある様です。僕は、このかけ上がりを見つけて、爆釣しました。サーフからでもギリギリ狙える季節になります。カヤックフィッシングでは、魚探を駆使して、駆け上がりを見つけ、そこを中心に釣りを展開していくと良い思いができます。

5月から6月にかけて、浅い水深でかつ広く釣れるようになります。この時期は、群れを探すのが良さそうです。ポツポツしか釣れない様であれば、積極的にポイントを移動すると良い思いができそうです。サーフからならランガンです。カヤックでは、広範囲を探るのが良さそうです。具体的には仕掛けを落としたまま、カヤックで縦横無尽に移動することです。そして、魚が釣れたらその近辺でしつこく仕掛けを落とします。すると、群れでいるキスを一網打尽にできます。

7〜9月

夏は、一年で最もキスの活性が高いシーズンです。浅い水深であればどこでも釣れます。
8月頃はキスの産卵期になりますので、その近辺も積極的に餌を追います。
このゴールデンタイムは、9月まで続きます。
この時期は、サーフから釣るのが一番です。狙う水深が浅くなるので、カヤック釣りのメリットはありません。

10〜12月

季節が進むにつれて、釣りづらくなります。
この時期は、群れでいるわけでもないので、ポツポツ釣れるといった感じでしょう。サーフからは釣りづらくなります。サーフからの釣りは、潮時と言ったところでしょう。カヤックは本領発揮です。広範囲に渡り縦横無尽にカヤックを走らせ、キスを拾っていくことができますので、一人勝ちできます。

1〜3月

この時期は、キス釣りお休みした方が良いです。基本的には、サーフからもカヤックからも釣れないと思って差し支えないでしょう。

キス釣りタックル

さて、いよいよ本題です。キスの生態も踏まえた上で、どのようにキスを釣っていけば良いのか紹介したいと思います。

ロッドとリール編

正直なんでもいいと思います。なんなら、竿を使わず、手でもいいと思います。とは言うものの、お伝えしますと

サーフ

遠くに飛ばせれば飛ばせるほど有利なので、長い竿が良いと思います。ただ、キス釣りを専門にしない限りは、専用の道具を買う必要はありません。お勧めは、ショアジギングセットを購入することです。それであれば、ショアジギングもできますし、キス釣りもできますし、初心者の方も始めやすいと思います。ジギングセットのお勧めは以下の記事を参考にしてください!

カヤック

専用の道具を購入する必要はないと思います。僕は、タイラバのタックルでキス釣りをしています。僕のタイラバのセッティングは、ロッドは紅牙(KOHGA X69MHB-S)、リールは、バス釣りで使っていたベイトリール(アルデバラン)、ラインはPEライン0.6号です。カヤックフィッシングであればスピニングよりもベイトリールの方が手返しが良い(スピニングのようにベールを操作する必要がない)のでお勧めです。

仕掛け

仕掛けに少しこだわると釣果が上がると思います。お勧めは、こちら!!

針編

この針は、めっちゃいいです。3本鈎仕様なので、どの針に魚が食いついたかで、魚の状況がわかります。魚の状況がわかると、その後の狙いも定まってきます。また、逆付けケイムラ・ラメ糸が適度なアピールとなり、遠くから魚を呼んでくれるようです。これは、お勧めです。
ちなみに、針がたくさん付いている商品もありますが、初心者の方やカヤックフィッシングでキス釣りをする場合はお勧めしません。理由としては、扱いづらいからです。絡まって大変ですよ!

錘編

錘は、これ一択です。めっちゃお勧めです。サーフもカヤックフィッシングもこの錘があれば十分です。
この錘の良いところは、2つ。
ひとつ目が根がかりしづらいことです。根掛かりは時間ロスになりますし、モチベーションが低下します。
ふたつ目が仕掛けがふわふわ浮く構造になっていることです。キスは動くものに反応します。仕掛けがボトム(海底)にべったりついて動かないよりも、適度に漂って動いている方が食いが良いです。

ゴカイが一番釣れます。ただ、気持ち悪いので・・・、僕はゴカイとマルキュー(MARUKYU) パワーミニイソメを併用しています。併用すると餌代がうきますし、気持ち悪いゴカイを触る機会も少ないのでおすすめです。
釣果に、そこまで違いはない様に感じています。

キスの釣り方

サーフとカヤックフィッシングですと、釣り方が少し異なります。

サーフ編

できる限り、仕掛けを遠くに飛ばします。そして、仕掛けが底につくまでロッドを腰の位置に水平に保ちながら、待ちます。底に着いたらロッドをゆっくりと頭上へ煽ります。その後、ロッドを元の位置まで戻していきます。この時、ロッドを煽ったことによって余ったラインを巻き取ります。これを繰り返していきます。
手元に「コツコツ」とした感覚があった場合は、砂地に岩や石などのストラクチャー(魚がつきやすいもの)がある証拠です。「コツコツ」とした感覚があった場所で15秒ほど待ちます。その後、ロッドを大きくゆっくり煽ってみてください。キスが食いついてくることが多いです。
と、こんな感じで釣っていきます。
大切なことは、しっかりとボトム(海底)を感じながら、仕掛けを巻いてくることです。

カヤック編

今回のメインです。

足漕ぎカヤック + ライトキャロ = キス爆釣

足漕ぎカヤック

キス釣りをしてみて、足漕ぎカヤックって物凄くキス釣りと相性がいいことに気がつきました。
理由は3つ。
まず初めに、適度な機動力です。手漕ぎボートではアンカーを落として釣りをするのが一般的です。よって、係留している場所からキャストで届く範囲が狙える範囲になります。これは頻繁に係留する場所を変えれば解決する話ですが・・・、場所移動にはアンカーの上げ下ろしが必要ですので、それにかかる負担を考えると何度も移動はできないですよね。手漕ぎボートと対照的なモーターボートは、逆に機動力がありすぎて細かな操船(ゆっくり船を流す)が難しいです。その一方で、足漕ぎカヤックですと、アンカーを落とさず、細かな操船(ゆっくり船を流す)が容易であり、適度な機動力を兼ね備えていると言えます。
次に、両手をフリーで扱えることです。キス釣りは手返しの良さが釣果に大きく関わってきます。足漕ぎカヤックは、操船の際に両手は使いませんので、餌つけから仕掛け投入までスムーズに行うことができます。
最後に、魚探を活用できること(魚探を搭載すること前提ですが・・・)です。キス釣りは、キスがいるレンジや地形の変化を把握することが何より重要です。魚探からレンジや地形の情報をリアルタイムで把握し、キスがいるピンスポットを攻めることができます。特に春先は、キスがいるレンジを見つけることで良い釣果が得られます。

ライトキャロ

ライトキャロは、僕が野尻湖でスモールマウスバスをつるときに使う釣法です。
釣り方は、以下の動画を見ていただくとイメージ(特に「ウィードの切れ目(8分あたり)」)しやすいかと思います。

これをキス釣りに応用しますと、驚くほどキスが釣れます。
以下の動画のような感じです。
まず、レンジを見て仕掛けを落とします。ボトムについたら、蟻が這うスピードで探りたいレンジ上を進んでいきます(この日ですと、8mラインにキスが溜まっていたので、8mラインを流していました)。

終わりに

いかがでしたでしょうか。
カヤックでキス釣りをしている方をお見かけすることはあまりありませんが、実はとても相性がいいのでお勧めです。
これから、ハイシーズンとなりますので、是非試してみてください!!

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