1. はじめに
3月の初旬、まだまだ寒さが厳しい時期ですが、どうしても釣りに出かけたくなり、カヤックを引っ張り出して出船しました。水温も低く、冬の釣りは体力勝負です。今回は餌釣りも考えましたが、寒さの中でじっとしているのは辛いので、体を動かしながらのジギングに挑戦することにしました。冬のジギングは釣果が期待できないことが多く、「今日は修行になるな」と覚悟して出かけました。
2. 出船と日の出 – 美しい朝のスタート
天気は良く、高速道路からは、富士山がくっきりと見えました。
着いた時間が良く、澄み渡った空の下で日の出を迎えることができました。冬の澄んだ空気の中、海に映える太陽の光は美しく、この瞬間だけでもカヤックを出してよかったと思いました。しかし、釣りの本番はこれから。寒さに負けず、深場(100~200m)を探ることにしました。
3. 釣りの開始 – 朝まずめは静寂
日の出から釣りを開始しましたが、朝まずめの時間帯はまったく魚の反応がありません。ジギングを繰り返しながら、じっと寒さに耐える時間が続きます。時間だけが過ぎていき、気づけば6時間が経過。このままでは帰りの時間が近づいてしまうなと考えつつも、最後のチャンスにかけてみることに。
4. 駆け上がりでの大物 – ついにヒット!
帰る前に100m付近の駆け上がりをスローピッチで探ってみると、ついに待望のアタリが!強い引きとともに、50cmを超える大物がヒットしました。口の大きさは拳がすっぽりと入るほど。引き上げた瞬間、寒さも吹き飛ぶような喜びが込み上げてきました。この大物なら、今夜は寒い体を温めてくれる鍋料理が楽しめそうです。
5. 追加の釣果 – うっかりカサゴも
その後も同じポイントで粘ってみたところ、もう一匹「うっかりカサゴ」を追加。大物が釣れたことで満足していたので、このカサゴも非常にありがたい一匹となりました。釣果は2匹と寂しい結果ではありましたが、大きな魚を釣ることができたので充実感があります。
6. 今回のヒットジグ –シマノ(SHIMANO) ジグ オシア スティンガーバタフライ サーディンウェバー
シマノのジグは信頼して投げ続けられます。個人的には、グローが入っている色が好きです。アクションは、スローピッチジャークで、船を流しながらネチネチとやりました。
重さは、水深とほぼ同じか、それより重い重さで。潮の流れも勘案してます。
7. この時期の注意事項 – 防寒対策の重要性
3月のこの時期は、寒さとの戦いが釣りの最大の敵です。今回も体が冷える中での長時間の釣行となりましたが、防寒対策をしっかり行ったおかげで無事に釣りを楽しむことができました。特にカヤック釣りでは、ドライスーツの着用が必須です。体が濡れると体温が一気に奪われ、非常に危険な状況に陥る可能性があります。寒い時期に釣りに出かける際は、しっかりとした防寒対策を行い、安全に釣りを楽しんでください。僕が愛用しているドライスーツは、モンベルの「スーパー ドライスーツ」です。高いですが、着やすさ、安全性含め気に入っています。
早く暖かくなり、釣りがしやすい季節になるのが待ち遠しいですが、この寒さの中での修行もまた一つの経験です。次回は、もっと釣果を上げて冬の釣りを攻略したいですね。
この記事では、寒さの中でのカヤックフィッシングの体験を記録しました。冬の釣りは厳しい環境ですが、防寒対策をしっかり行うことで、安全に楽しむことができます。春の訪れが待ち遠しいですが、冬の釣りもまた、一味違った魅力があります。ぜひ、防寒対策を万全にして、カヤックフィッシングに挑戦してみてください!
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